さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

自然と勝利が転がり込んでくる考え方

おはようございます。

ほそやんです。

 

「孫氏の兵法」の4回目です。

孫子の兵法書のイラスト

 1回目はこちらから。

k-hosoyan.hatenablog.com

 

 敵を知り己を知れば百戦危うからず。

と言いますがそれを知るための

敵と味方を比較するものさしとして

孫子は5つの項目を挙げています。

 

①度・・・戦場の分析

②量・・・必要物資の量

③数・・・兵力

④称・・・能力

⑤勝・・・勝負の行方

 

これらを上から順番に考えていけば

自然と勝利は転がり込んでくると

説きます。

最後の「勝」がわかれば

苦労しない気もしますが、

4つ目までは確かに

考えるべき内容だと思います。

 

何らかの事業をしている、または

新しく始めるとしたときに

その市場規模がどれぐらいあり【度】

投入できる(しなければならない)

資本はどの程度で【量】

必要な人的資源はどの程度で【数】

ライバルとなる会社はどのような

状態であるか【称】

これらを考慮して事業を継続するか

または、新規開業するべきか【勝】

考えるというのは非常に論理的です。

 

これを2500年前に考えてるのが

すげーなと本当に思います。

かつての中国人すごすぎます。

 

先細りが確定している市場であったり、

すでにレッドオーシャンとなっている市場に

乗り込んでも厳しい戦いになりますし、

そこに投入できるお金や人が自分が賄える

範囲のものであるかどうかも大事です。

ライバルがいなかったり弱ったりしていれば、

上記が苦しくとも戦いようがでてきます。

 

自分の思い込みや能力だけではなく

周りや相手をしっかりと見たうえで

判断をするべきであるというのは

孫子の中では繰り返し出てきます。

この辺りは最近はやりの自分さえ

強く願えばなんとかなるんだっていう

考え方とは一線を画しています。

 

最初は孫子の考え方ではいって

そのあとは強く信じるというのが

正解だとぼくは思っています。

 

じゃ、また!!

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