さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

1・3・8・15

ほそやんです。

 

京都検定2級の試験日が近づいてきました。

12月10日なんですが、あまり勉強がはかどってません。

そろそろやり始めないとやばいのですが、

なかなか手についてません。

さすがに2級は勉強しないと受からなさそうです。

 

京都検定向けというわけでもないのですが

先日、銀閣寺へ行ってきました。

金ぴかに光っている金閣寺を見てから行くと

銀色やないやん!!っていうクレームが出やすい銀閣寺です。

 

建てられた当時は漆塗りで真っ黒な建物だったので

月明かりに照らされると銀色に見えたそうですが、

それでも銀色と言い張るのには少し無理があるうえ、

今となっては漆もはげ落ちてたんなる木造建築物です。

 

それでも、日本の建築史を考えれば金閣寺よりも

よっぽど重要な建物です。

金閣寺があろうがなかろうが、現代日本人の美意識に

大きな差異はなかったと思いますが、

銀閣寺がなきゃ、和風建築は違ったものになっていたはずですし

黒を基調としたものにわびさびを感じる感性もなかったはずです。

 

政治家としてはほぼ最低の存在である足利義政ですが、

芸術家としてはほぼ最高の存在です。

おかげでもともと脆弱だった室町幕府

さらに弱体化し義政以降は

ぼろぼろのすったもんだしか起こらなくなります。

文化的にも政治的にも転換期となった人です。

 

室町時代に限らず将軍って1・3・8・15代あたりに

転換期が来ます。

 

鎌倉時代執権

時政・泰時・時宗・高時(14)

室町時代

尊氏・義満・義政・義昭

江戸時代

家康・家光・吉宗・慶喜

 

初代で基礎ができ3代で一つ目のピークが来て

8代で転換期を迎え15代でつぶれる。

なんか歴史のサイクルなんでしょうねぇ。

 

とりとめのない話でした。

 

じゃ、また。