さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

戦いの前にチェックすべき12のこと

おはようございます。

ほそやんです。

 

武田信玄で有名な「風林火山」。

はやききこと風の如く、

しずかなること林の如く、

侵略すること火の如く、

動かざること山の如し。

出典は孫子の兵法によります。

 

孫子の兵法を読んでおり」

っていうのが優秀な人のたとえの

定型句になるぐらい有名な本ですが

「内容は?」って聞かれるとあまり

知らないことが多いように思います。

漫画キングダムよりもまだ300年ほど昔の

時代の人物である孫武の話が現代にまで

残っているって中国ってすごすぎます。 

紀元前500年って日本はまだ縄文時代です。

その時代のものが現代でも通用するって

よっぽど人間の本質は進化してないんでしょうね。

 

何回かに分けて孫子の話を書こうと思います。

また長くなると思います。

 

孫子は戦いの前のチェックリストを

作っています。

むやみに戦いを挑むことを嫌う孫子

戦っていいかを事前に検討する材料を

五事七計としてまとめています。

 

五事

①道・・・ビジョンはあるか?

②天・・・自然条件はどうか?

③地・・・地形はどうか?

④将・・・リーダーの資質はどうか?

⑤法・・・軍紀と補給はどうか?

 

七計

①どちらに道理があるか?

②どちらのリーダーが有能か?

③自然環境はどちらが有利か?

④法令はどちらが行き届いているか?

⑤兵力はどちらが勝っているか?

⑥訓練度はどちらが高いか?

⑦賞罰はどちらが公平か?

 

これらのことを検討して戦いに臨めば

「勢」が生まれ、自然と勝つことが

できると孫子は説きます。

 

この内容を冷静に判断するのが難しい

と思ったりもしますが、

状況判断をするための基準をどこに

設けるかという参考にはなります。

 

物量にばかり気を取られ、

周辺環境のことや、練度のこと、

また規律がどれだけ守られているか

といったことをないがしろにしがちです。

 

また五事の4番目の「将」をさらに

5つの項目に分けて分類しています。

リーダーの資質っていうのは

それだけ大事だということです。

①智・・・知恵はあるか?

②信・・・信頼を得ているか?

③仁・・・仁義はあるか?

④勇・・・勇気はあるか?

⑤厳・・・厳格さはあるか?

 

自分がリーダーとして

どういう資質を身に着けるべきか

ということを考えるときに

非常に参考になる項目です。

優しいだけじゃダメで

厳しいだけじゃダメ。

今も昔もかわらないですね。

 

じゃ、また!!

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