孫子の兵法に学ぶ戦いの進め方
おはようございます。
ほそやんです。
「孫子の兵法」の続き3回目です。
1回目はこちらから
戦いとはどう進めるべきか
ということも書いています。
①戦いはトリックである。
②戦いは短期戦とすること。
③敵のものを自分のものにすること。
④最上は敵を傷つけないで勝つことである。
⑤敵と味方の数によって戦い方は変わる。
⑥君主は戦いに口を出すな。
順番に見ていきましょう。
①戦いはトリックである。
敵には本当の自分とは違う姿を見せ
自分は敵のして欲しくないことを
するべきであると説きます。
野球の駆け引きとかまさしく
これですよね。
②戦いは短期戦とすること。
第二次世界大戦の日本の例を
あげるまでもなく、
戦いを長引かせてしまっては
勝ったところで失うものが
大きすぎます。
短期でいかに終わらせるかという
出口戦略を持ってから戦いに
臨むべきです。
③敵のものを自分のものにすること。
敵のものを自分のものにすれば
それだけ有利になるのは当たり前です。
駒がどんどん減っていくチェスと
減らない将棋の違いをよく言われますね。
駒の再利用ができるかできないかで
全然違う難易度のゲームになります。
お前のものは俺のもの、な
ジャイアイズム万歳です。
④最上は敵を傷つけないで勝つことである。
3番目とリンクしますが、
敵を倒した後は自分の見方にするべきと
考えると、敵を傷つけずに勝てれば
それに越したことはないです。
⑤敵と味方の数によって戦い方は変わる。
敵より味方の数が
10倍であれば囲み
5倍なら正面から挑み
2倍なら相手を分裂させ
等倍なら努力して戦い
敵より味方が劣るのであれば
逃げて隠れなければならない。
等倍の時にどう戦うのかもう少し
ちゃんと教えてくれよって
思ったりもしますが、
少し多いぐらいで勝ったような
気になるなというのはよく
伝わってきます。
数は正義であり、それに反する
ファインプレーを求めることを
戒める孫子らしい考え方です。
⑥君主は戦いに口を出すな。
進撃・退却を命じること
事情が分からないとき
人事に関すること
この3つの場合は君主は口を
出すなと説きます。
これは前回にも書きましたが
この時代特有の口先三寸で
のし上がらないとだめだという
時代背景があるのでそのまんま
現代に当てはめるのは無理が
あると思いますが、
やたらめったらにトップが
現場介入するのは嫌われるのは
いつの時代も同じであることは
間違いないと思います。
その先が知りたいねんって思う
項目もあったとは思いますが、
現代においても参考になる部分も
たくさんあります。
戦いはトリックであるとか
おもしろいですよね。
「正々堂々」が正しいと教えられている
日本人からするとギョッと
してしまいそうになります。
じゃ、また!!
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