さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

「ものの考え方」という道具を手に入れる方法

おはようございます。

ほそやんです。

 

仕事をする上で

何か問題が起こって

解決しなければならない

とか

新しく事業を始める

準備をしなければならない

といったことに必ず直面します。

 

その時にものの考え方を

知っているか知っていないかで、

難易度が全然変わります。

会社の中で何か問題が発生しても

無理難題を下に押し付けたり

人のあら捜しをしたり

どなりつけるだけだったりで

そういう教育を受けてない人って

世の中には結構たくさん

いらっしゃると思います。

 

そんな考え方に関する教育不足を

補ってくれる本の紹介です。

 

 

お道具箱のような本なので

この本だけでは何も生みだしません。

あくまでも材料は自分で用意する

必要があり、その材料を加工する

道具がたくさん並べられている感じです。

 

例えば何らかの問題が起こったときに

①6W2Hで問題を分割して

 それぞれ問題解決する。

②「なぜ」を繰り返す

③「現状」と「理想」の

 ギャップを分析する

④「フィッシュボーンチャート」を

 用いて問題要因を洗い出す

ボトルネックを洗い出す

などの解決方法があります。

 

何となくやり方を知っていても

本で読むこととでよりクリアに

整理することができます。

 

ぼくも大学生のころに小さな問題が

いくつか同時に発生してパニックに

なったことがありました。

 

どうしていいかわからずに、

ただ現実逃避をしていたのですが、

「なんでなんやろう?」って

それぞれの問題を深堀して

いくことで解決したことがありました。

まさしく②のやつを行っていたのですが

自己流にやっただけです。

ちゃんと体系的な説明を読むことで

理解は深まっていきます。

 

問題解決の仕方だけでなく

マーケティングや戦略の考え方や

組織マネジメントの考え方も

この本で網羅されています。

 

例えば組織マネジメントの中からも

一つ紹介します。

「ミッション・ビジョン・バリュー」

という言葉があります。

組織が社会に存在意義や役割を定義し

行動方針を明確化し、共有することです。

組織の求心力を高めるためには

「この組織は何のためにあるのか」を

明確にし、それをメンバーに浸透させ

なければなりません。

 

戦略の部分からも一つ紹介します。

「クロスSWOT」というフレームワーク

があります。(TOWSと同じです)

SWOTとは強み弱み機会脅威の

英単語の頭文字です。

内部要因と外部要因を横軸に

ポジティブ要因とネガティブ要因を縦軸に

分け、

内部要因のポジティブ要因は強み

外的要因のポジティブ要因は機会

内部要因のネガティブ要因は弱み

外的要因のネガティブ要因は脅威

と分類します。

 

これをさらに

強みと弱みを縦軸に

機会と脅威を横軸に分け

機会×強みは積極的攻勢策

脅威×強みは差別化策

機会×弱みは弱点強化策

脅威×強みは防衛・撤退策

という風にそれぞれどのように

対応していくべきかを検討する

考え方があります。

 

自分が今後どのようにどこへ

向かっていくのかがわからない

人はぜひ試してみるべき考え方

だと思います。

 

文字に表すと少しわかりにくいかも

しれませんが、本書の中では

イラストがたくさん使われており

すごくわかりやすく解説されてます

のでご安心ください。

 

現物の道具はあればあるだけ置き場所

に困ることもありますが、

問題解決の考え方という道具は

頭の中に収納するだけなので

あればあるだけお得です。

 

仕事上の問題だけでなく

そのまま個人的なことにも

応用できることばかりなので

なおのことたくさんあれば

あるほど、お得です。

さぁ、お得を手に入れましょう。

 

じゃ、また!!

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追記

ムダ、ムラ、ムリの3つを合わせて

「だらりの法則」

または

「3ムの法則」

というらしいです。

だらり、あるところに改善の余地ありです。

 

この項目が気になった方は

こっちも読んでみてください。

k-hosoyan.hatenablog.com

 

 

k-hosoyan.hatenablog.com