さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

上司が権限を離さないことへの対抗方法~マネジメント⑥~

おはようございます。

ほそやんです。

 

ドラッガーのマネジメント6回目です。

今回はぼくの話をいつもより長めに書きました。

 一回目はこちらから。
k-hosoyan.hatenablog.com

 

企業にとって人は最大の資産です。

 

働く者に主体的に成果を

上げさせるという課題に対して多くの

経営者が直視できずにいます。

それは働く者が責任を持ちたいという

欲求を持つこと対して、

経営者は権限の放棄を要求するものと

誤解して抵抗することが多いからです。

 

マネジメントは責任を果たすために権限

を必要とするにもかかわらず、

権限と権力を勘違いすることで

このような間違いが起こってしまうのです。

 

部下に権限を持たせることで

自分本来の仕事に集中でき、

さらなる成果を発揮することが

できることは優秀な経営者はすでに

わかっているにもかかわらずです。

 

このように本来、人は最大の資産で

あるにもかかわらず、

問題、雑事、費用として扱われています。

 

人を最大の資産とするためには

①仕事と職場に対して成果と責任を組み込む

②ともに働く人たちを生かすべきものとして

 とらえる

③強みが成果に結びつくように人を配置

することが必要となります。

 

それですべてが解決するわけではないですが

少なくとも本来楽しいはずの仕事や人を

退屈なものにすることを防ぐ上で

大きな働きをすることは間違いありません。

 

 

今回の話をぶっちゃけて言うと

人を財産と本当に思うのであれば

権限を渡し責任と成果を持たせ

共に働く仲間と認め適材適所を

追求しなければならない、

ということです。

 

この話を読んで今までなぜ権力者が

分権化を嫌がるのか明確にわからなかった

のですが、これを読んでよくわかりました。

 

私が最初についた仕事の上司は

分権化が非常にうまい人でした。

肝心な部分だけは握りながら、

どんどんアルバイトにでも責任と

を権限を渡してくれる人でした。

一緒に考え、検証し、答え合わせをし

結果を共に悲しみ喜んでくれる人でした。

そして、同じ立場の多くの人がふらふらに

なっているにもかかわらず、アルバイトの僕が

「おっさん、もうちょい働けや」

って思うくらい余裕綽々で、なおかつ

人より成果を上げておられました。

 

今の時代だとブラックバイトだとか

やりがい搾取とか言われるような

働き方でしたが、ぼくは責任と権限が

与えれそれが成果としてみることができ

さらに人から必要とされることが

楽しくておもしろくて仕方ありませんでした。

 

これがぼくにとって原体験になっていたため

権限を離したがらない上司を見たとき

あまり理解ができませんでした。

権限とは与えれて当然と思ってしまって

いたのかもしれません。

 

働きがいのある仕事をするためには

権限は必要となるわけですが、

それを得ようとすると、

自分の権力が奪われたり、

権力(本当は権限)を持った結果

自分に歯向かってくる

という恐怖を抱く人の場合、

攻撃されていると勘違いして

拒否反応を示すことがあることを

ぼくはわかっていませんでした。

 

権限を欲するのであれば、

この恐怖感を取り除いてあげるように

あなたに敵対心はありませんよと

伝えてあげないとだめなんでしょうね。

 

じゃ、また!!

読んで面白かったら星マークを押していただくか

ほかの人にもシェアしもらえると嬉しいです。

毎日11時半ごろ更新を目指していきますので

読者登録も併せてお願いします。