さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

仕事の取り組み方に困ったときに読む本

おはようございます。

ほそやんです。

 

経営学ってなに?

ずっと会社員という立場で仕事をしてきて

経営という目線で物事を考えてこずに

いままでぼくは生きてきました。

いまさらながらかもしれませんが

自分がどんなことができるのかを考えるに

当たって読んだ本を紹介します。

【Amazon.co.jp限定】新しい経営学(PDF「演習ノート」データ配信)

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  • 作者:三谷 宏治
  • 発売日: 2019/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

ビジネスとは

①ターゲット

②バリュー

③ケイパビリティ

④収益モデル

の4つの要素を考える必要があります。

誰にどういう価値をどういう方法で

提供し、収益を上げていくのかと

いうことです。

この4つについて丁寧に解説して

くれるのがこの本です。

 

ケイパビリティという言葉が

聞きなれず違和感あると思います。

ぼくはありました。

これを例にどれぐらいわかりやすく

解説してくれているかを紹介します。

 

ケイパビリティ=リソース+オペレーション

 

よけいわからんわって感じですよね。

人や設備といったリソース(経営資源)を

研究開発やマーケティング、営業、生産、

会計財務、人事組織などといった感じで

どうやってオペレーション(運営)して

いくかってことらしいです。

これならなんとかわかるような気がします。

 

こんな感じで経営学を学んだ人とか

新しい言葉に敏感な人ならわかることでも

ぼくみたいな無学な人間にとっては

わかりにくい言葉もわかりやすく解説

してくれます。

 

そして、何よりいいのは豊富な事例を

挙げながら、経営とはどういうものか、

どういう風に考えるべきものかって

ことを教えてくれます。

ぼく、経営者じゃないから関係ないや

って思いがちですが、この本は会社員が

自分の仕事を取り組むにあたっても

読む価値のある本です。

例えばこんな感じ。

 

マーケティングで大切なのは

4PではなくSTPである。

 

なんのこっちゃって思う人も

たくさんいらっしゃると思います。

ぼくもそう。かろうじて4Pが

聞きかじったことがあるぐらい。

 

プロダクト(商品開発)

プライス(価格設定)

プレイス(販売チャンネル)

プロモーション(広告販促)

が4Pで

セグメンテーション(市場細分化)

ターゲティング(ターゲット設定)

ポジショニング(ポジション設定)

がSTPです。

 

ドラッガーのマネジメントにも

つながるので面白いのですが、

4Pは売りたいものをどう売るか

しか考えていないのですが、

STPは顧客と価値がどこにあるのか

を想定して、自分はどの立場でどんな

価値を提供するのかということを

考えています。

 

まずSTPがあってそこで売るものが

決まり、次に4Pで具体的にどう売るかを

考えるのでSTPのほうが大事って

ことになります。

 

本来、経営者が考えるべき内容である

ことは確かで会社員にはあてはめづらく、

扱う商品が限られる中で考えようがない

とあきらめてしまいそうになりますが、

STPを考えることで、ほかの同僚と

同じ商品を扱うことになるとしても

違うやり方を築けると思います。

 

ぼく自身も同僚とおなじターゲットを

狙わないことを意識してきました。

こんなわかりやすい考え方を知っていれば

もっと楽に、早くできたとは思いますが。

経営者的目線や考え方って会社員にだって

十分応用できますし、もし経営者に進言

できる立場であるのであれば絶対に

身に着けておくスキルだと思います。

 

そういう意味でも、難しそう、とか

僕経営者じゃないから、と言わず

一度読んでみる価値のある本だと思います。

かっこいい言葉を見るだけでも価値ありますよ。

以下の10個の言葉の意味が分かる人は

読む価値がないかもしれませんが。

 

CDS

PLC戦略

CRM

サーバント型リーダーシップ

フリーミアム

EDIPT

SWOTマトリクス

TOWSマトリクス

リーンスタートアップ

アダプティブ戦略

 

言葉だけ知ってかっこつけるのは

意味はないですが、こういう考え方が

あるんだって知っておいて損はないです。

 

じゃ、また!!

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