さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

リストラ

おはようございます。

ほそやんです。

 

僕は就職氷河期世代真っただ中です。

社会に出るころ、世の中にはリストラという

言葉があふれかえってました。

 

バブル崩壊の痛手から回復できないまま

インフレは悪、デフレこそ正義という思い込みが蔓延し

拡大することよりいかに縮小するかに汲々とする世界でした。

 

あれから20年経ち

リーマンショックというトラブルもありましたが

なんとか回復基調でおおむね進んできており

ようやくインフレっぽい感じも出てきました。

あくまでもっぽい感じですが。

 

最近、人手不足という声をよく聞きます。

なのでリストラなんてどこかへ行ったものと思ってました。

実際、学生の就職率をみるとここ4年は異常なぐらい

高確率を誇っています。

会社の人事担当者に聞いても内定を出しても

取れる気がしないと言っているぐらいです。

 

「学生の就職率」の画像検索結果

 

団塊世代がリタイアしたことに加え、

景気が悪くないというイメージと

人手不足とのニュースがよく流れることから

人材確保しなければという恐怖感が沸き

採用熱が過剰しているように思ってました。

 

でも、実際には人手不足ではなく

給料と働き場のミスマッチングが起こっている

だけなんじゃないかと思うんですよね。

実際、金融機関で先行して労働形態の変化に

伴うリストラを始めてました。

だって、いま銀行窓口行くよりネットで

済ますほうが楽ですからねぇ。

 

人材不足という言葉に踊らされていただけなんじゃ

ないかということを示すニュースが最近で出だしました。

黒字の会社でもリストラをする時代が到来したのです


www.nikkei.com

 

サッポロとファミマ、リクシル、味の素なんかが

中高年のリストラを始めました。

これって社会構造の大きな転機なんじゃないかと

思います。

 

終身雇用や一生勤め人といった既成概念は取り払う

必要が出てきたんだと思います。

自分のキャリアプランを考えるにあたって

今いる会社にいるためのスキルや能力だけでなく

どこででも通用する能力を意図して身に着けていく

必要があるということです。

 

おべんちゃらや追従でゴマすりをしたり人の足を引っ張って

いまのポジションに縋っているひとには

生きにくい世の中になっていくんでしょうねぇ。

 

ここ5年ぐらい安定した時期が続いてましたが

リーマンショック以来の大きな社会変動がきそうです。

 

じゃ、また!