さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

未来のために必要なのは予想ではなく今日の意思決定~マネジメント③~

おはようございます。

ほそやんです。

 

ドラッガーのマネジメント3回目です。

読みにくいのが続いて申し訳ありません。

 

 

今回は戦略計画について

 

未来は望むだけでは起こらないため

いま意思決定をしてリスクを冒してでも

行動をしていく必要があります。

そのために戦略計画が必要となりますが

戦略計画はよく間違えてとらえられています。

代表的なのは以下の4つです。

 

戦略計画とは魔法の箱や手法の束ではない

どの手段をとるかが重要なのではなく

人モノ金という資源を行動に結びつける

責任を伴う思考である。

 

戦略計画は予測ではない

未来なんて予見できないものである。

そして何よりも起業家にとっての関心は

未来の可能性とその範囲を見つけることにはなく

可能性そのものを変えることにあるからである。

社会や経済を変えるイノベーション

真にユニークな出来事を起こすことに

意味があるのである。

 

戦略計画は未来の意思決定に関わるものではない

「明日何が起きるか?」を考えるのではなく

「不確実な明日のために今日何をするか?」である。

意思決定をするのは現在においてのみであって

明日行う意思決定について計画を作成することは

楽しいかもしれないが無益である。

 

戦略計画はリスクをなくすためのものではなく

 最小にするものでもない。

リスクを絶対に避けようとすると

不合理かつ際限のないリスクと

確実な破滅を招くだけである。

経済活動とは現在の資源を未来の

不確実な期待にかけることである。

言い換えれば経済活動の本質は

リスクを冒すことであるので

リスクを皆無にすることは不毛である。

 

この4つを踏まえて

戦略計画とは何か?というと

①リスクを伴う起業家的な意思決定を行い

②その実行に必要な活動を体系的に組織し

③それらの活動の成果を期待したものと比較

 測定するという連続したプロセスである

と定義することができます。

 

この戦略計画という仕事を知性をもって

体系的に組織しなければ

マネジメントの判断力、指導力、ビジョンは

強化されないと言えます。

 

ここまでの内容をぶっちゃけて言うと

未来のために

「何を」

「いつ行うか」

「それを誰にやらせるか」

というリスクのある意思決定を

責任をもって

今日しなければならない、

ということです。

 

リスクを恐れるあまり、

見通しの甘い予測だけ立てて

無責任に明日やろうとしてしまう

ぼくにとっては耳の痛い話でした。

 

それと同時に

未来は予見するためのものではなく

自分の力で変えていくためのもの!

ちょっと意訳を含みますが、

ぼくにとって心に刺さる話でもありました。

 

じゃ、また!!

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