さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

経営陣が優秀かどうかを判別する方法~マネジメント⑨~

おはようございます。

ほそやんです。

 

マネジメントの9回目です。

後半に入ってからかなりはしょったので

今回とあと1回でマネジメントシリーズは

終わりにできると思います。

長すぎましたね。

マネジメントシリーズ1回目はこちらから

k-hosoyan.hatenablog.com

 

前回はマネージャーの資質に

ついての話でしたが、今回は

もう一つ上の層の話となります。

トップマネジメント(会社経営陣)

の役割ってどんなものが

あるのでしょうか?

 

①事業の目的を考える役割

②基準(規範)を設定する役割

③組織を作り維持をする役割

④渉外交渉をする役割

⑤行事や食事会に出席する儀礼的役割

⑥重大な危機に自ら出動する役割

 

これらすべてをこなすために

「考える人」

「行動する人」

「人間的な人」

「表に立つ人」

という4種類の性格が必要となります。

これらすべての性格を一人の人が

持っているとは限らないため

チームが必要となります。

そのチームが機能するために

6つのルールがあります。

 

①トップマネジメントのメンバーは

それぞれの担当分野において最終的な

決定権を持たなければならない。

 

②トップマネジメントのメンバーは

自分の担当以外の分野において

意思決定を行ってはならない。

 

③トップマネジメントのメンバーは

仲良くする必要も尊敬しあう必要も

ないが、攻撃しあってはならない。

 

④トップマネジメントはチームである。

チームにはキャプテンが必要である。

キャプテンはボスではなくリーダー

である。

(ボスは支持する人、リーダーは

自ら引っ張っていく人)

 

⑤トップマネジメントのメンバーは

自らの担当分野では意思決定を

行わなければならない。

ただし、例外がある。

「我々の事業は何であるべきか」

の定義、既存製品ラインの廃止、

新しい製品のライン創出、巨額な

資本支出、主要な人事は例外である。

 

⑥トップマネジメントの仕事は

意思の疎通を精力的に取り組む

ことを要求する。なぜなら自らの

考えと行動をほかのメンバーに

周知徹底させておかないと

各担当分野で最大限の自立性を

保つことができないからである。

 

今回の話をぶっちゃけてまとめると

経営陣とは自分の担当分野について

重要案件以外は権限と責任を持ち

お互いの足を引っ張ることなく

リーダーとして意思疎通をしっかり

とることで力のベクトルを合わして

いかなければならない

といったところでしょうか。

 

反対に優秀でない経営陣とは

他部署のことには口を挟んで攻撃

するくせに自部署のことについては

自らで決めることができず、

問題が起こっても現場へは行かず

ふんぞり返って指示だけを出し

ルールは朝令暮改でころころ変わり

部下と意思疎通を図ろうとしない

といったところでしょうか。

 

こんな経営陣しかいない会社だと

さすがにそこまでの規模には

なっていないと思うのでなかなか

そんな会社はないと思いますが。

 

たくさんの役割がありますが、

一番大事なことは

「我々の事業は何であるか、

何であるべきか」を常に考え続け

それを組織の中の人すべてに浸透

させて、みんなが同じ方向を向いて

同じ判断ができるようになること

だとぼくは思います。

 

じゃ、また!!

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