エネルギーと資源問題
ほそやんです。
生徒のころ、地理が大好きでした。
なぜその資源がそこにあり、
なぜその地域はそういう気候になり、
なぜそこに都市や産業が生まれたのか、
理屈をこねまわすのが楽しかったように思います。
そんな知識も数十年前の過去のものとなっていて
アップデートが必要です。
そんな本です。
私が習っていたころはまだ日本が成長盛りの頃で
アメリカ様に目を付けられていたころです。
いずれ伸びてくるとは言われていたものの中国はまだ
人口と国土以外は小さな国でした。
この本を読むといかに中国が大きな国となり、
日本が地盤沈下したかよくわかります。
課題を依然として解決できていないということも。
食物に関しては主食である米の自給率はまだほぼ100%を
保っているので、最悪でも食うには困らない国ではありますが
エネルギーに関しては第二次世界大戦を起こした頃から
なんも代り映えしていません。
この本の中で日本にも未開発のエネルギーがあるかもしれないと
紹介されていますので、これからの数十年で解決していくと
日本という国を保っていけるのかもしれません。
時代とともに必要とされる資源も変わり、
それが産出する国も変わっていきます。
それがわかっていると同じニュースでも違って見えることが
たくさんあるので基礎的な教養として押さえておくべきです。
じゃ、また。