さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

初めてリーダー職を与えられたときに読む本

おはようございます。

ほそやんです。

 

むかーし20代の頃、会社の中で初めて役職をもらったときに

とある先輩社員からアドバイスをもらいました。

「孤独で不安やろうけど役職という鎧を着て

部下たちに対峙していかなあかんねんで。」

実際、今まで同格だった人が部下になり、

こっちは1人で部下は4人。

いままで4人の側にいたのに1人の側に来たら

さみしいわつらいわこわいわ不安やわでした。

そんな時に先輩のアドバイスを思い出してました。

鎧を着た自分を意識して別の自分を作り出すことで

なんとか乗り切ることができました。

 

確かに部下となぁなぁになる人もいます。

実際、自分もそうしてみたことがあります。

短期的にはそれでよくなる部分もありましたが

みんなでぬるま湯につかってしまうだけの結果でした。

なぁなぁ上司を人がやっているのを見たこともありますが

だいたい上下関係が崩壊したり、ルールが崩壊したりして

結果にむすびつかない残念なことになってました。

 

こんな経験から上司とは役職という名の鎧を着て

部下とはある程度距離感を持って接するべきだと思ってます。

今はこんな考え方は流行らないんだろうなぁと思ってましたが、

私と似たような考え方の人もいらっしゃってほっとしました。

(私が鎧と教えられたことがこの本では仮面と表現されています。)

 

私が役職を始めてもらったときに感じたように

新しく役職をもらう人って期待と不安があると思います。

そんな不安を持ってる人には絶対読んでほしい本です。

また、リーダーと言われる人にも絶対とまではいかないまでも

この本を読めば組織にとってメリットがあることは間違いないです。

読んでいて

あーこれ自分に当てはまるなぁとか

あーあの人にこれ知ってほしいなぁ

って思うことがたくさんありました。

 

さて、その中身ですが、

 

大きくリーダーとして守るべきことが5つあると説きます。

1,ルール

場の空気ではなく言語化されたルールを作る

2,位置

対等な関係ではなく上下の立場からコミュニケーションする

3,利益

人間的な魅力ではなく利益の有無で人を動かす

4,結果

プロセスを評価するのではなく結果だけを見る

5,成長

目の前の成果ではなく未来の成長を選ぶ

 

会社とはどういう組織であるべきなのか、

を突き詰めて考えるのならば

「一人で狩りをするよりみんなで

マンモスを取るほうが利益が大きい」

ことが発端となっています。

現代の会社組織の場合、目の前のマンモスを倒すことなく

先に利益が与えられてしまっているので

わかりづらくなっているだけで

まず、マンモスを倒すためにどうするべきなのか?

を考えればおのずとリーダーとはどうあるべきか

組織とはどうあるべきかという答えが

出てくるんだと思います。

 

マンモスを倒すことが目的ではなく、

感情が目的になっちゃうと

わけのわからない派閥争いやら

足の引っ張り合いやら責任逃れやらが

起こってしまいます。

それじゃあ、残念過ぎますよね。

 

じゃ、また!!

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