さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

おはようございます。

ほそやんです。

 

タイプAかタイプBのどちらがいいかという

お客様アンケートをした結果、

タイプAがいい30%、タイプBがいい30%

どちらでもいい40%という回答があり、

社長がいいと仰るタイプAが過半数を占めてます、

と真顔で言い放った人を見たことがあります。

 

数字は嘘をつかない、

という言葉も真っ青になっちゃうような

こんな例はあまりにも極端だとしても、

統計って扱い方を間違ったり結論ありきで考えると

全くちがう結論になってしまいます。

馬鹿がしたり顔で数字を弄ぶと本当に危険です。

 

そんな危険の仕組みを教えてくれるのがこの本です。 

統計学が最強の学問である

統計学が最強の学問である

 

 

 例えば、ある商品の購入者アンケートを取った結果、

CMを見た、という人が5割を超えていた、

という発表があったとしましょう。

この発表を聞いて、

CMには効果があったと言いそうになります。

しかし、このアンケートとは別に

非購入者にアンケートを取ったら

8割の人がCMを見ていたという

結果が発表されたらどうなるでしょうか?

CMがかえって販売の邪魔をしている可能性が高いです。

 

私が実際に見たもののような

誰でも馬鹿だと分かるものならいいのですが

なんだかんだと数字を並べられると正しいような

気がしてしまうことも多いです。

 

そういったことに騙されないように、

また自分がデータを扱う際に

どうすれば正しく使えるのか、

ビッグデータがもてはやされる現代において

知っておくことは大事な事だと思います。

 

その一助となる本です。

正直、小難しい部分もあってこの本のすべてを

理解できたとは言えないです。

 

ただ、統計の取り方や味方、信用できるかどうか

この辺のくだりは読んでいて非常に面白いです。

コロナがらみでも緊急事態宣言がでてすぐに

感染者数が減ったので緊急事態宣言には効果があった

と真顔で言っている人がたくさんいます。

感染してから発症までのタイムラグはどこへ行った??

 

数字の扱いを間違って間違った結論にいたるならまだしも

世の中には自分の都合のいいように悪意を以って

数字を作る人人たちもたくさんいるので

統計っぽいなにかにだまされないようにしましょう。

 

じゃ、また!!

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