さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

緊急事態宣言の記者会見を見ながら思ったこと

おはようございます。

ほそやんです。

政治家のイラスト「記者会見・国会答弁」

緊急事態宣言がついにでましたね。

headlines.yahoo.co.jp

二日ぐらい前から出るとリークされてた

緊急な事態っていうのになんか

違和感感じつつも仕方ないのかなと

思いますよね。

 

ただ、総理大臣の会見を見ていたら

阪神大震災東日本大震災の時に感じた

えらいことが起こっているんだなぁ

という不安に似た感情と

不謹慎にも非日常を楽しんでいる

高揚感にも似た感情が

ちゃんと沸いてきました。

いい会見だったと思います。

 

そんな会見を見ながら

学校の休校要請が出たときにあれほど

批判的だった世の中の風潮が

欧米が都市封鎖したっていうのが

ニュースになった瞬間から

なんで緊急事態宣言をださないんだ

って風潮に変わったのが面白いなぁと

ぼくは思ってしまいました。

 

武漢が都市封鎖された時点で

やばいのはわかっていましたし

学校休校させるもの仕方ないって

ぼくは思いましたが、

社会全体のことを考えるのではなく

自分の不都合に対する文句ばかりで

なんだかなあと思ってみてました。

 

日本人独特の

欧米がすることはすべて正しい

総理大臣がすることは間違っている

っていう愛国心をこじらせたかのような

間違った思い込みが露出しましたね。

 

まず1点目。

基本的人権は尊重されるべきです。

ただ無限に尊重されるわけではなく

社会の中で許される範囲のみで

尊重されるべきです。

 

そしてその社会というものは

国家という存在が担っており

その国家が社会全体のために

個人の人権の一部を侵害する

場合があることは仕方ないことです。

(刑務所が典型例ですよね。)

 

人権侵害という言葉があまりにも

強くなりすぎていて

かえって社会全体の基本的人権

総量が余計に減っているように

思います。

 

今回のような感染力の強い感染症

流行った際にはある程度個人の人権を

制限したほうが、社会全体で見れば

人の命や医療機関を守れるという

メリットのほうが大きいと思います。

 

この辺の利益衡量ができる議論が

できればいいのですが、

人権と聞くと過剰に反応しすぎて

議論にさえならないのは

もったいないとぼくは思います。

 

中国はもちろん、その他のロックダウンを

実施している国は起こっている問題に

柔軟に対応できるのがいいですよね。

起こった問題にどうすれば解決できるのか

素直に考えることができる

体制って絶対に必要です。

 

次に2点目。

あれだけ中国の都市封鎖を笑い、

本の学校休校に文句を言っていたのに

欧米がそれと同じことをしだしたら

急に日本の対応は遅いって言いだすのは

おかしいとぼくは思います。

 

何が正しいかではなく

誰が言ったかで物事が決まる

世の中であることは否定しません。

そういうもんです。

でもねぇっていいたくなるんです。

ぼくはそうありたくないです。

 

2点、ぼくが思ったことでした。

 

緊急事態宣言が出たからって

なにかが急激に変わるわけでは

ないと思います。

たしかに経済には大きな

ダメージが出るとは思います。

ただ、これも一つのチャンス

だったりすると思いますので

絶望したり暗くなったりしないで

前を向いていきましょう。

 

今まで満員電車に乗って決まった時間に

会社へ行って、大勢の人数で長い会議

やって、遅くまで残業してっていうのが

当たり前で、こうあるべきと信じ込み

こうあるべきということを疑う人間は

悪魔のように思われていた社会が、

案外この堅苦しい枠組みが

なくてもやっていけるんじゃないかって

気づく一つのきっかけになればいいですね。

社会が新しく変わる一つのきっかけと

なりそうな気がぼくはしています。

 

じゃ、また!!

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