さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

自粛疲れのギスギス社会を変えられるのは知事さんかも

おはようございます。

ほそやんです。

 

昨日、近所のスーパーに買い物へ行ったんです。

ふだんからにぎわっているスーパーなんですが

緊急事態宣言が出ていても変わらず混んでいて

むしろ平日なのにいつもより混んでいるんじゃないか

って思うほどです。

まぁ混んでいるのは政府発表的にはよくないのでしょうが

ぼく的にはこれは仕方ないと思えます。

ただ、みんな殺伐としてるのがすごく気になりました。

 

緊急事態宣言という名のもとに「自粛」が求められ

その「自粛」によって自粛警察と言われるような

強い同調圧力がかかり、みんなどうしていいのか

わからず疑心暗鬼になっているように思います。

 

マスクしないとダメなんじゃないか

買い物に来てちゃダメなんじゃないか

夫婦で出歩いたらダメなんじゃないか

しゃべったらダメなんじゃないか

商品を触ったらダメなんじゃないか

みんなびくびくぎすぎすいらいらしてます。

 

自粛対象になっていないゴルフ練習場や

昼間の飲食店、公園での散歩までも油断すれば

非難の対象となります。

これでは小学生のころによんだ「はだしのゲン」に出てきた

「非国民」という言葉を使って過剰に市民が市民を

国家のために取り締まる状況と変わりません。

 

かつての大東亜戦争の経験から

私権の制限という言葉に過剰反応をしてしまい、

本来であれば「公共の福祉に反しない限り」

私権は尊重されるという大原則を忘れてしまっています。

結果として、「反省すべき」私権の制限がなされていた

戦時中の状態と同じような状態に陥っているのは皮肉です。

 

国家として現状法制度では「自粛」しか

無理というのは簡単です。

数週間程度であればそれで対応もできるでしょう。

ただ数か月単位になると無理です。

あのスーパーのぎすぎす感を見ればいいです。

ちゃんと私権の制限をしてでもこうするんだって

強い方針を出していかないと

いずれ統制が取れなくなってしまいます。

 

「自粛」という名の責任を取らない丸投げでは

各個人、各企業によって解釈や判断が違ってしまい

結果として不公平感が生まれ不満が生まれます。

この不満が攻撃性を生み、自粛という名の正義であれば

振りかざしていいという雰囲気になってきています。

 

緊急事態宣言をやめるにせよ続けるにせよ

もっとちゃんとした方針を示していかないと

もっとぎすぎすした世の中になり、

なんだかんだでやさしく規律性の高い日本人の

正確さえもかえてしまうのじゃないかと思ってしまいます。

この前の岡村隆史さんの発言に批判が殺到したのも

その兆候のひとつなのかなぁと思います。

 

西村経済再生担当大臣と吉村大阪府知事

やり取りから見ると国は知事に丸投げしています。

www.chunichi.co.jp

今まで知事は国の指示に従えって言っていたのに

謝罪して白旗を上げたかのように見える吉村知事側が

不快感を示した西村経済再生担当大臣側から

「知事が自由に判断していい」

という知事に有利な言質を取った形になりました。

いまこそ知事のみなさんの出番です。

 

じゃ、また!!

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