信念とは、自分が事実だと信じる考えのことである
おはようございます。
ほそやんです。
ちょっと長いお盆休みでした・・・
お盆なんで１週だけお休みにしようと思ったら
ずるずるとしちゃいました。
今週からちゃんと更新していきます。
以前に紹介した「チーズはどこへ消えた？」では
今までたくさんあったチーズが突然消えてしまった
２人の小人と２匹のネズミがおおいに戸惑い
それぞれがどうのように行動したかを見ることで
変化に対応していかないとだめだということを
教えてくれました。
その時に最後までチーズにこだわり
変化に対応できなかったヘムという小人さんの
その後がどうなったかというお話です。
取り残されたヘムは状況の整理をします。
①新しいチーズを見つけなければ死ぬ
②迷路は危険
③自分で何とかするしかない
ヘムはこの事実に基づいてついに行動を開始します。
迷路の奥へと進むことでヘムは
以下のことを経験し学びます。
ヘムは今ある状況を整理することで
変化しなければならないことを理解し行動したことで
ホープという名前の小人との新しい出会いが生まれます。
ホープとの出会いがリンゴという新しい食べ物を
知ることとにつながりました。
今までヘムは
ここにいればチーズが食べられるという事実を信じ
それを信念としていました。
それはヘムの考えていたものの見方であって
それは必ずしも正しいわけではありません。
チーズを掘るための重いハンマーは
リンゴを取るためには不必要です。
古い信念に基づく古く役に立たない荷物は
かえって邪魔になるので捨ててしまうことも大事です。
食べ物はチーズしかないと決めつけていたのですが
自分が想像もしなかったリンゴという食べ物が
おいしく食べられることは紛れもない事実であることを
ヘムは知ることができました。
今ある状況だけでその外側になるかもしれない
一見不可能かもしれないことも考えてみることは
非常に大事なことです。
最初、チーズ以外の食べ物を認めるのは
今までの自分を否定するようで嫌だったものの
リンゴを食べ物としてみとめたとしても
自分は自分でなにもかわることはありません。
新しい信念を手に入れたとしても
ヘムがヘムであることに変わりはなく
なにも恐れる必要などないのです。
ヘムは迷路の中を探索しているうちに
迷路の外側があるかもしれないと考え
実際に迷路の外側を見つけ出すことができました。
ヘムは自分が考えるよりずっと多くのことができ
それを楽しむことができるようになっていることを
知ることができました。
前作と同様に変わるということを恐れてしまう
我々の本質的なものをネズミと小人の話で
抉り出してくれます。
ついついいままでこれでやってきたし
これでいいかーって思ってしまいがちです。
旧習にしがみつき権利ばかり主張しようとした
ヘムをあざ笑うことは簡単です。
しかし追い詰められて始めて行動したとはいえ
ちゃんと行動することができたヘムは素晴らしいです。
よくよく自分の周りを見てみてください。
変化しようと不慣れなことをして悪戦苦闘している人より
変化を畏れ現状にしがみつきながら
悪戦苦闘している人をあざ笑おうとする人の
方が多くないですか？
そんな人よりヘムの方がよっぽど立派です。
変化には不慣れからくるみっともなさや失敗は伴います。
それを恐れていては迷路の中から抜け出すことはできません。
変化することを恐れるなかれ！
私たちを後押ししてくれる本の紹介でした。
じゃ、また！！
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