さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

航海日誌から感じる想像力

ほそやんです。

 

いつも車で移動している際にポッドキャストを聞いています。

ニッポン放送辛坊治郎さんのズームというラジオ番組です。

ニュースの裏側みたいな発想をされることがあるので面白いです。

例えば、先日行われたG7の際に行くのを嫌がっていたバイデン大統領が

急に行く気満々になったのはゼレンスキー大統領がくることが

きまったからじゃないかっておっしゃってたのは慧眼でした。

 

そんな辛坊さんがラジオを半年以上も休んで太平洋をヨットで

往復横断したときの話を本にまとめられています。

 

横断中のお話はずっとラジオでされていたのでそれの後追いです。

たぶんラジオを聞いていた人は追体験をしている感じで面白いですが

そうでない人にとっては正直・・・かもしれません・・・

道中こんなことがあって一歩間違えてたら大変なことがおこってたよ、

的なお話がずっと続いていて、起こってないことかかれてもなぁって

思いつづけて読み終わる本のような気がします。

 

話が大きく変わるのですが、

先日、友人の中で僕が一番頭がいいと思っている友人と話していて

何があなたをそうさせたのかと思うって聞きました。

彼曰く、こどもの頃からとにかくいろんなことを考えていた、

無駄な事だろうが、妄想だろうが、とにかく考えていた、と。

だから、だいたいのことは次に何が起こるかの予想ができるようになり

それに対して何をするべきかの答えがみつかるようになったと。

 

辛坊さんも同じで、普通の人だったら気づかないことや想像しないことを

気付いてそこから想像(妄想)する力がすごいんだろうなと。

その着眼点でこの本を読むと辛坊さんのすごさと、

そういう思考方法の習得の一端となるように思います。

 

ネット社会になってWIKIを開けば簡単に答えが見つかる時代です。

答えは見つかりますが、その思考プロセスは疎かにされています。

答えを見つけることはもちろん大切なことではありますが、

その答えを見つける方法がわからなければ、どこかで挫折します。

おなかをすかしている人にお魚をあげるのではなく

釣り竿を渡して釣り方を教ええるべきというよくある話ですが。

 

そんなことを思った本でした。

 

じゃ、また。