さがしもの

日々思ったことを書いていきます。

資金繰りの大変さ

おはようございます。

 

なんか説教くさい本ばかり読んでいたので

さらーっと読める面白い小説がないかなぁと。

ありました。

 

小学生のころから目が悪かったぼくには

めがねはなくてはならないものです。

色気づいてコンタクトをしてたことも

ありますが、続かなかったです。

やっぱりめがねが楽です。

 

20年前までは眼鏡一本が5万円ぐらい

するのが当たり前でした。

今は1万円以下へたしたら5000円ぐらいで

買えてしまうので本当にありがたいです

その値段でかえるようになった立役者と言われるのが

スリープライスメガネと言われる販売店です。

ジンズ、ゾフ、アルクオンデーズ

意識してなかったのですが、ぼくどの会社からも

めがねを買ったことがあります・・・

 

そのなかのオンデーズの社長さんが

会社を引き継いでから会社を立て直す様子を

自ら書いたのが上記の本です。

本を売るためにかいたものではなく

オンデーズという会社を知ってもらうために

書いた本という異色の本です。

 

綱渡りの資金繰りを乗り越えるたびに

わざわざ自らを追い込むかのように

また次の挑戦に挑んでいかれます。

その次から次への問題発生ぶりに

どんどん引き込まれていきます。

 

自らの命を削ってでも会社のために

頑張ろうとする人、

人の足を引っ張ってでも自分の利益を

確保しようとだけする人、

人のピンチに付け込もうとする人、

無条件で信頼し応援してくれる人、

人を見て態度をくるくる変える人、

いろんな登場人物がこの破天荒な物語を

つないでいきます。

 

社長自身の物語は破天荒すぎますが

それ以外の登場人物はこういう人いるよなぁって

思えることでぐっとリアリティが増します。

他人事、どこか遠い話ではなく

自分の身近な話として勘違いして読めることで

一気に読み切ってしまうこと間違いなしです。

 

めがねを買う時ってフレームとレンズを買うんですが

度数の測定とかけ心地も含めて微調整が大事だったりします。

実際、安くで買えたものの度数が合わなかったりかけ心地が

悪かったりですぐに使わなくなっためがねもあります。

オンデーズがお客様に本当に売らなければならないのは

安いメガネでもお洒落なメガネでもなく

メガネをかけて見えるようになった素晴らしい世界

だったのだ。」

って思ってくれているお店のメガネなら

大丈夫なんじゃないかって

まんまとこの本を書いた意図にはまってしまいました。

実際にオンデーズで買ったメガネは今も使っています。

 

サラリーマンをやっていると資金繰りの恐怖って

あまり感じることなく過ごせてしまいます。

この本を読むことで単純に赤字で倒産するだけではなく

運転資金がまわらなくなる黒字倒産の恐怖って

こういうことなんだって初めて知りました。

こういう観点で読んでみても面白い本でした。

 

じゃ、また!!

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